2013年12月20日金曜日

JIS K 7075:1991 炭素繊維強化プラスチックの繊維含有率及び空洞率試験方法

JIS K 7075:1991 炭素繊維強化プラスチックの繊維含有率及び空洞率試験方法:

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日本工業規格
JIS
 K
7075
-1991
炭素繊維強化プラスチックの
繊維含有率及び空洞率試験方法
Testing methods for carbon fiber content
and void content
of carbon fiber reinforced plastics
1.
適用範囲  この規格は,炭素繊維強化プラスチック(以下,CFRP という。)の繊維含有率及び空洞率
試験方法について規定する。
備考1.  この規格は,エポキシ樹脂,炭素繊維及び CFRP の密度の値と CFRP 中の炭素繊維の質量か
ら繊維含有率及び空洞率を計算によって求める方法について規定する。
2.
この規格は,CFRP 中の炭素繊維の質量の測定方法として,燃焼法,硝酸分解法及び硫酸分
解法の三つの試験方法について規定する。試験方法の選択は,CFRP に用いられている樹脂
の燃焼性,分解性などを考慮して行うとよい。
3.
燃焼法は,樹脂が高温の不活性気体中で容易に熱分解すること及び炭素繊維はこの雰囲気下
では酸化減耗しにくいことから,CFRP をブンゼンバーナの還元炎中で加熱し,樹脂分だけ
を燃焼除去させるものである。この方法は,燃焼によって完全に熱分解する樹脂に適用が限
定される。
なお,この方法は,不燃分の残る臭素化エポキシ樹脂,エポキシノボラック樹脂などには
適用できず,測定精度が硝酸及び硫酸分解法にやや劣ることなどの欠点はあるが,極めて短
時間に測定が可能であり,操作が安全,かつ,簡便なため迅速試験方法として有用である。
4.
硝酸分解法及び硫酸分解法は,樹脂が硝酸及び硫酸の高温浴中で容易に分解すること及び炭
素繊維はこの条件下では減耗しにくいことから,CFRP をこれらの試薬の高温浴中に浸せき
して樹脂分だけを分解除去させる方法である。硝酸分解法は,酸無水硬化物を除くエポキシ
樹脂に適しており,硫酸分解法は,すべてのエポキシ樹脂,フェノール樹脂,ポリイミドな
どに適用できる。

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