2013年8月27日火曜日

イチゴの栽培方法

イチゴの栽培方法:
イチゴの栽培(イチゴ屋さんの1年)

 いちごの栽培は、たとえて言えば、ガーデニングに似ています。
心を込め、アイデアをこらし、いいものを作ること、それが楽しみなんです。

  6月中旬(子苗の確保)
11月下旬、定植初期に出た「ランナー」うち、生育状態のいいものを根の出ないうちに抜粋し、鹿沼土を敷いたトレーに密植して親苗にします。
翌1月上旬にポットに仮植、3月上旬に親苗としてプランターに定植し育成します。

この作業は省力化と苗の安定確保の為、親苗は全部 「三好アグリテック」 から2月末に購入する事にしました。
 6月中旬から9月(子苗の育成)
親苗から出たランナーは、「阪中緑化資材」の 「空中ポットレストレー」に採取、7月下旬には切り離し、15本ずつ、その「トレイ」で育苗します。
移植された苗は、定植まで毎日2回の潅水と、随時病虫害の防除を行います。苗は土地から離し、防虫ネットを張ったビニール・ハウスの中で、病虫害や雑菌から隔離し、酷暑の間は寒冷紗をかけて、暑さから苗を守ります。


  7月から9月(本田の準備)
 本田では病害虫の防除を、できるだけ薬剤を使わずに栽培するため、夏の間ハウスを密閉し、水分を与えて、太陽熱消毒を行います。日中は80度近くにもなり、ほとんどの病害虫は死滅してしまいます。
9月初旬には、米ぬかや菜種油粕、魚粉を「EM菌」により発酵させた有機肥料、それに微量要素を加えて、「高設土耕」の全面に配付し、クワ等でかきまぜます。

  9月から10月(定植とハウス懸け)
 トレイで約2ヶ月間、朝夕2度の潅水で丁寧に育てられた苗は、9月下旬にハウス内の本田に定植されます。
ハウスかけは10月下旬、加温は11月上旬。この定植とハウスかけの時期が、収穫時期決定の重要なポイントとなります。


  11月から12月
 ハウス掛けが終われば、すぐに黒のポリ「マルチ」を敷きます。これで雑草を押さえ、雑菌の進入を防ぎます。
開花時期は11月上旬、開花と同時に「蜜蜂」を入れ、花の受粉作業を手伝ってもらいます。
また12月に入れば、「電照」を行い、イチゴに春が来たと思わせ、収穫時期を早めます。


  12月から翌年3月(培地暖房)
 いちごの生育を促進するため、「地中暖房」を使用します。
地中暖房は地上暖房に比べて、根から温めるため、いちご全体の生育をよくする効果があります。


  12月上旬
 苦労がみのり、真っ赤な実が色づいてきました。品種は甘さでは定評のある「さちのか」と上品な味と香りの「やよい姫」。
当園では「高設ベッド」に特殊な「土」を使用しているため、特別に甘いいちごが収穫できます。
追肥はすべて「コラーゲン入り」の有機肥料を使用し、水分をできるだけ押さえます。また当園では海岸に近い立地条件から、多少の塩分を含む為め、独特の甘さを醸し出すことが出来ます。


  12月から翌年5月(収穫)
 徹底的なわき芽の除去と摘果作業により、良質で大粒の果実が収穫できました。
栽培技術の工夫から、ほとんど消毒をする必要がありません。 また、出荷の際の品質の保持、厳選は言うまでもないことですが。
'via Blog this'

0 件のコメント:

コメントを投稿