2013年8月28日水曜日

国が「開繊技術」の開発委託 県工業技術センターなどに 経済 福井のニュース :福井新聞

国が「開繊技術」の開発委託 県工業技術センターなどに 経済 福井のニュース :福井新聞:

国が「開繊技術」の開発委託 県工業技術センターなどに

(2013年6月20日午前7時12分)
 経済産業省は19日、炭素繊維複合材(CFRP)を車のボディーなどに使う技術開発の委託先として、福井県工業技術センターや自動車メーカーなど25団体を採択したと発表した。同センターは炭素繊維を世界最薄レベルにする特許を持っており、こうした技術が活用されるとみられる。

この技術開発は10カ年計画の事業で、2013年度の予算は9億円。大量生産される自動車にCFRPを使うことで、軽量化による燃費向上を実現し、二酸化炭素の排出量を削減する。

研究内容は、安価で量産可能なCFRP、金属材料との接合技術、構造設計、成形加工などの開発。委託先には同センターのほか東京大、東レ、トヨタ自動車などが採択されている。CFRPは一部の高級車には使われているが、各団体が連携し、より広い実用化を目指す。

同省繊維課の担当者は「技術の海外流出防止のため、どの団体が何をするか具体的なことは言えないが、22年度には実用化のための基礎技術を確立し、実証試験を行いたい」と話している。

同センターは1996年に炭素繊維を薄く広げる「開繊技術」の特許を取得。現在は世界最薄レベルの0・02ミリまで薄くすることに成功している。樹脂をしみ込ませた極薄CFRPシートを高速で生産することも可能で、こうした技術が事業に活用されるとみられる。

炭素繊維は石油化合物からつくるアクリル繊維などを高温で焼いたもので、生産量は東レなど日本企業が世界シェアの大半を占める。重さは鉄の4分の1ほどだが、強度は約10倍あり、近年は航空機分野でのニーズが高まっている。
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