2013年8月21日水曜日

9月は株価が最悪の月

9月は株価が最悪の月:

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9月は世界中で株価が最悪の月

株式市場には、様々なアノマリー(原因がはっきりしないが、特定の法則があること)が存在します。月ごとの上昇・下落のアノマリーは色々言われていますが、特に注意したいのは9月です。9月は一年で最も株価が落ち込みやすい月として知られています。
実際に過去10年(1999~2008年まで)、9月の日経平均株価を見ても、プラス3回、マイナス7回と大幅に負け越しています。これは7月とならんで最も負け越しが多い月となっています。
これは単なる偶然ではありません。9月は世界的に見ても株式市場で最悪のパフォーマンスとなっています。「株式投資(ジェレミーシーゲル著)」によると、米国で過去120年に渡る長期のデータを分析した所、NYダウは9月だけが月間平均でマイナスになったそうです。これだけ長期間のデータを累計してもマイナスというのは、もはやアノマリーの域を超えているといえますね。
また米国だけでなく、先進国20カ国で過去36年間(1970~2006年)のデータを分析した所、9月は全ての国で株価がマイナス(平均で年率-1%強)になったそうです。20カ国中17カ国で、9月は一年で最悪の月だったそうです。
そして9月の次にパフォーマンスが悪いのが、10月だそうです。一日として史上最悪の暴落を記録したブラックマンデーも10月(87年10/19)でした。

投資信託やヘッジファンドの決算・解約売りが原因!?

ここまで全世界的に9月~10月の株価が下落するという事は、アノマリーなどではなく、明確な理由があるはずです。
最も大きいといわれる原因は、投資信託やヘッジファンドの決算が近いことです。アメリカの投資信託は10月決算が多く、損益通算(税金を減らす為の株式売却)の為に9月頃から徐々に売り物が増えると言われています。
またヘッジファンドも10~11月が決算である事が多いようです。ヘッジファンドは通常の投資信託よりも、解約対策として現金を多く保有する必要があり(少数の富裕層からしか金を集めない為)、決算前の9月辺りから現金を多めにすべくポジション整理を行う傾向があるようです。またヘッジファンドはレバレッジを掛けて株式運用しているケースも多いので、株式売却する際のインパクトも大きくなりがちです。
このように、アメリカでは9月頃から明らかに株価にとってマイナス圧力になる事象があります。アメリカの株式市場の動向は、世界の株価にも大きく影響しますから、9月に日本の株価が下落する理由も、アメリカの煽りを受けていることが主因といえそうです。
長年のトータルでマイナスになっているといっても、9月に必ず株価が下がるという訳ではありません。しかし、これだけはっきりした傾向がある訳ですから、8月から10月まではあまり焦らず、株価が下がりきる(傾向にある)11月位から投資をする方が賢いかも知れませんね。

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