2013年6月6日木曜日

株価と結婚した安倍内閣(藤沢数希) - BLOGOS(ブロゴス)

株価と結婚した安倍内閣(藤沢数希) - BLOGOS(ブロゴス):

さらに筆者の予想以上だったのが、株価が上がることによる、消費者心理の改善など、実体経済に対して思いの他いい影響があったということだ。伝統的なファイナンス理論からいえば、金融商品の価格は、その金融商品の将来キャッシュフローをディスカウント・レートで割り引いたものの総和であり、ファンダメンタルズを反映したものである。よって、ファンダメンタルズ→価格であり、価格がファンダメンタルズに影響することはない。しかし、世界的なヘッジファンド・マネジャーであるジョージ・ソロスは、むしろ価格がファンダメンタルズに影響を及ぼし、ファンダメンタルズが価格にさらに影響するという、双方向に作用し合う再帰性(reflexivity)理論を自身の相場観の拠り所にしている。これはジョージ・ソロスの言葉だというと、何か高尚な概念のように聞こえるが、相場をやっている人なら誰でも直感的に知っていることだ。伝統的なファイナンス理論に取り入れられていないのは、このようなファンダメンタルズ⇔価格の相互作用は、数式で上手く表現できないので、理論的な整合性を数式で表現することで成り立つ経済学の論文としてはかっこ悪いし、教科書的に座りも悪い、というだけの理由だ。
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