2013年5月9日木曜日

トヨタ:現地開発が奏功 北米限定「アバロン」、設計から製造まで米国人に主導権- 毎日jp(毎日新聞)

トヨタ:現地開発が奏功 北米限定「アバロン」、設計から製造まで米国人に主導権- 毎日jp(毎日新聞):

トヨタ:現地開発が奏功 北米限定「アバロン」、設計から製造まで米国人に主導権

2013年05月09日

 ◇現地開発が奏功 世界経済、円安追い風

 トヨタ自動車の2013年3月期決算は営業利益が1兆3200億円と5期ぶりに1兆円の大台を達成した。08年のリーマン・ショック以降、米国での大規模リコール問題や東日本大震災、長引く円高など厳しい経営環境が続いたが、昨年末以降の円安や世界経済の回復基調などを追い風に復活をとげた形だ。ただ、ドイツや米国メーカーとの競争は激しさを増しており、好業績の維持には課題も多い。【米川直己、森有正、松倉佑輔】

 ◇設計から製造まで米国人に主導権…北米限定車

 「円高などの逆風が収まり、いざ攻勢だという声も聞こえるが、私たちはまだ持続的成長のスタートラインに立っただけだ」。08年のリーマン・ショック前の水準に匹敵する好決算にもかかわらず、豊田章男社長は8日の決算会見で厳しい表情を崩さなかった。
 円・ドル相場が1円円安方向に動くと、トヨタの営業利益は350億円底上げされる。昨年末以降、歴史的な円高が急速に修正された結果、円安効果だけで利益は約1500億円押し上げられた。にもかかわらず、トヨタは為替変動リスクを回避するため、北米や欧州、アジアなど主要市場に工場を置き、トヨタブランドのクルマの現地生産を推し進めている。
 好決算の原動力となったのも「現地に近いところで生産し、販売する体制の成果」(幹部)という。その象徴が北米で12年に全面改良したセダン「アバロン」。北米だけで販売されている人気車種だが、改良前のクルマは日本国内で開発していた。しかし、新モデルは開発権限を北米に委譲。カリフォルニア州のトヨタ系デザインスタジオの若手デザイナーが設計を担当するなど、設計から製造まで現地の米国人に主導権を与えた「現地開発の第1号車」で、「米国人の好みに合ったデザインが受けた」(トヨタ)という。
 昨年12月に全面改良し、国内で好調な販売を続けている新型クラウンもアバロン同様、設計から製造まで現場に主導権を与えた「トヨタ改革」の象徴だ。月間の販売計画4000台に対し、2倍のペースで売れるほどの人気となっている。

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