2013年5月9日木曜日

成形法のご紹介 株式会社スクラッチ

成形法のご紹介 株式会社スクラッチ:

 1.成形法の概要
 RTM(Resin Transfer Molding) Resin = 樹脂、Transfer = 注入、Molding = 型で製作する
という意味です。凹凸で構成された型に繊維を封入し、熱硬化性樹脂を注入し、硬化
させる成形法になります。
ここで使われている Light = 簡易的、軽量を意味する造語になり、Light-RTMは簡易型に
よる減圧式樹脂注入成形法となります。
 まず、凹 型にゲルコート、基材を設定した後に 凸型を被せ、外周フランジ部と中心部にて減圧し、型内部を真空状態にすることで型締めを行います。

真空状態を保持したまま外周から成形機を使い樹脂を注入します。この時、型中心部で樹脂を引き付け、外周から樹脂を押し入れる状態になり、減圧・加圧の複合成形となります。

規定量の樹脂が成形機により注入されたら加圧が終了し、減圧のみで成形され、中心部まで樹脂が含浸したら成形完了となります。
  
 
 上記に示す Light とは、減圧・加圧のバランスを調整することにより、型内部の圧力を低減し
型そのものの負担を和らげることができ、型構造の簡易的設計や開発期間の短縮、準備
費用の軽減にも繋がります。 

これら全てを踏まえた意味での Light になります。
 2.成形が可能な材料
  ・樹脂 : 不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂( UL-94 V-0 対応)
エポキシ樹脂、フェノール樹脂、その他の熱硬化性樹脂
・基材 : ガラス繊維、カーボン繊維、アラミド繊維、その他の繊維、コア材 
 3.成形が可能な構造・形状
  ・インサート構造 : ボルト、ナット等を成形時に一体成形できる。
・リブ形状 : 規定の寸法内であれば成形可能である。
・座面形状 : 意匠が平滑で裏に凸がある形状でも成形可能である。
・サンドイッチ構造 : 規定以上の板厚があれば、ガラス繊維+コア材+ガラス繊維と
複合材を一体成形し、高強度を形成できる。
 4.Light-RTM で成形法にて製作されたFRP製品のメリット
  ・大型サイズの製品が成形される。
・軽量かつ高強度の製品が製作できる: 基材・コア材の組み合わせで合成・強度を
設定できる。
・小中量生産に対応できる: 1型あたり50台/月以内。生産台数が多い場合には
型製作で複数取りの設定をするか、増型すれば製作が
可能 。(形状による)
・型製作期間の削減
・型費の削減: 大型サイズになると経費の格差が大きい。
・裏部ASSYが一体成形できる。
 1.成形法の概要
  RIM(Resin Injection Molding) Resin = 樹脂、Injection = 注入、Molding = 型で製作するという意味です。熱硬化性樹脂を型内部に低圧力で注入する反射型射出成形となります。

使用材料はポリウレタン樹脂になり、成形型は樹脂型で構成されます。

注入口から樹脂を成形機で注入し、排出口まで到達すれば成形完了となります。
  
 2.成形が可能な材料
  ・樹脂 : ポリウレタン樹脂( UL-94 V-0 対応)、ポリウレタン樹脂(一般グレード)

*RTM工法と異なり、RIM成形法は繊維を装填しません。 
 3.成形が可能な構造・形状
  ・インサート構造 : ボルト、ナット等を成形時に一体成形できる。
・リブ形状 : 規定の寸法内であれば成形可能である。
・座面形状 : 意匠が平滑で裏に凸がある形状でも成形可能である。
・アンダー形状 : 規定内の深さであれば成形可能である。
 4.低圧RIM で成形法にて製作されたFRP製品のメリット
  ・中型サイズの製品が成形される。

・小中量生産に対応できる: 1型あたり50台/月以内。
・型製作期間の削減
・型費の削減: 金型との格差が大きい。
・裏部ASSYが一体成形できる。
 1.成形法の概要
  Infusion成形法とは、従来の成形用凹型フィルムを使用し、真空状態を作り出し、内部に配置した繊維基材に樹脂を含浸させる成形方法です。  
 2.成形が可能な材料
  ・ガラス繊維、カーボン繊維、アラミド    繊維、その他
 3.成形が可能な構造・形状
  ・少量多品種の大型成形品に最も適しています。
・リブ形状 : 規定の寸法内であれば成形可能である。
・積層構成や板厚などを自由に設計できます。
・サンドイッチ構造が成形できます。
 4.Infusion成形法にて製作されたFRP製品のメリット
  ・人体に有害なスチレン等有機溶剤の揮散を少なくし、作業環境を良くすることができる。
・樹脂の流れを目で確認できる為、樹脂量を正確にコントロールできる。
・インフージョン用の型はモデルブロックを含めた簡易樹脂型で安価に制作できる。
・アンダーカット製品が成形できる。
・凹型とフィルム内を真空状態にすることにより、内部基材を圧縮させ、高強度の製品を
つくり出すことができる 。
 5.シリコンパック成形法
  ・凸型をシリコンで制作することにより、生産性を向上させることができる。
    
       

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