2013年5月9日木曜日

炭素繊維の回収装置及び炭素繊維の回収方法

炭素繊維の回収装置及び炭素繊維の回収方法:
http://www.kagakukogyonippo.com/blog0/2012/06/post-447.html

JFCCなど、CFRPリサイクル技術を開発、高温過熱水蒸気を利用

| コメント(0) | トラックバック(0)
 一般財団法人・ファインセラミックスセンター(JFCC)は、熱処理機器の販売を手掛ける大同(多治見市)および大同大学(名古屋市)と共同で、高温過熱水蒸気を利用した炭素繊維強化プラスチック(CFRP)のリサイクル技術を開発した。酸素濃度が低い状態で熱処理できるため、繊維の酸化劣化を防いで樹脂だけを効率的に除去できる。500度C以上の過熱水蒸気で10分間処理することにより、織物状態で繊維を回収することに成功した。今後、繊維回収が可能な樹脂種を明確にするなど実用性を高めていく。
 CFRPは軽量なうえ高強度・高剛性なことから、航空機や自動車、風力発電をはじめとする産業用途での需要増が期待されている。一方、製造コストの高さに加え、廃棄物量が飛躍的に増えることが懸念されているため、高効率なリサイクル技術の開発が求められている。
過熱水蒸気は、飽和水蒸気を沸点以上に加熱したもの。民生用調理器具といった食品分野をはじめ、生産プロセスの効率化や省エネ化を推進する技術として利用されている。また、500度C以上の高温過熱水蒸気については、畜糞や食品残渣の炭化、減容、脱臭など廃棄物処理にも有効となる。
セラミックヒーターを用いた過熱水蒸気装置を共同開発しているJFCCと大同は、大同大学とともに革新的なCFRPリサイクル技術の実現に向けた研究に取り組んでいる。
熱可塑性樹脂の1つであるポリアミド66を母材とするCFRPを高温過熱水蒸気で10分間処理したところ、織物状態で繊維を回収することに成功。また、回収した繊維は他の熱処理法と比べて、強度の低下とバラツキが小さいことも明らかにした。
今後、繊維回収が可能な樹脂種を明確にするとともに、回収繊維と樹脂間の密着性を高める技術開発を進めることで、繊維回収と接着剤を使わない繊維表面の改質を同時に行える革新的なリサイクル手法を確立したい考え。

'via Blog this'

0 件のコメント:

コメントを投稿