2013年4月25日木曜日

4.QCサークル活動と小集団活動
QCサークル活動は,品質管理における小集団活動です。この小集団活動とは,企業内で小さな集団を編成して何らか
の職務改善運動をすることを指します。
日本においてQCサークル以外の小集団活動も,QCサークル活動が活動を開始した頃から大企業の生産現場の一部で
始められました。そして,その成果が上がるにつれて急速に広まっていきました。
しかも,その名称や目標も多様化していました。具体的に例をあげると,NHサークル(本田技研),JUMP運動(味の素),
チャレンジ〈CT(帝人)などがあります。このいずれも生産・品質向上,職場の活性化,新製品開発といったように多種多
様です。
これらの小集団活動は活動内容の進化の度合いによって次の4つの段階に分類することができます。
①自己啓発型:職場第一線の従業員がQC,IEといった手
法を勉強し,研修会に重点を置いた小集団活動で,サーク
ルの目標設定は行うことが少ない。
②改善活動型:小集団活動によって職務上の改善提案を行
い,目標達成感が中心となる段階であり,小集団の目
企業目標とは必ずしも一致せず,改善提案活動が中心となる。
③問題解決型:企業目標に合致した小集団目標を設定し,
問題解決に挑戦している状態を指す。QCサークル活動や
後に説明するZD運動は,このタイプが多い
④自主管理型:企業目標に合致する高い水準の小集団目標
を選択し,自分の仕事は自分で計画すると同時に結果の評
価も自主的に管理すること。これも後に説明するTPMの
自主保金は,このタイプに属する
これら①から③のタイプまでは,従来の伝統的な組織に第一線の小集団活動を加えた型なのに対し,④のタイプは企業
目標達成意識の高い,自己統制による小集団活動をべ一スにした小集団参画型経営を具体化した段階で,TPMの自主保
全はこのタイプを目指すものです。
ここで,ZD運動TPM,それに加えてJK活動について説明しておきましょう。
ZD運動とは,ZeroDefectsの略で欠点運動のことをします。つまり,作業者一人一人の注意と工夫によって仕事
の欠陥をゼロにして,高度な製品,信頼性コスト、納期厳守によって顧客の満足を高めるために,従業員を継続的に
動機づけを行うことです。
TPMとは,Total Productive Maintenancenoの略で全員参加のPMのことで設備効率を最高にすることを目標にして
て設備の一生涯を対象としたPMのトータルシステムを確立し,設備の計画部門,使用部門,保全部門"といったあらゆる
部門にわたりトップから末端の作業者にるるまで全員が参加し,小集団自主活動によりPMを推進することです。
近年生産自動化やFA化の進展により,設備の故障や不良が生産に与える影響が重大になります。そのため,全員によ
問題解決にあたるTPMが盛んに行われるようになっています。


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