2013年4月15日月曜日

あの強誘電体メモリーがブレークするかもしれない | 半導体産業新聞

あの強誘電体メモリーがブレークするかもしれない | 半導体産業新聞:
一方で、経産省直下の研究組織である産業技術総合研究所も新しい原理による強誘電体メモリーの開発に成功しているという。これを民間に技術移転し、ベンチャーを起こすという動きも水面下で進んでいるようだ。

 「しかして、強誘電体メモリーを安値で売るという考え方には同意できない。差別化をつけた画期的なメモリーであるがゆえに、高収益化のための高価格化戦略が必要だと思う。コストを下げて数量を上げるのではない。価値を上げて販売価格を上げるのだ。先駆的な商品であればこれは可能だ」(ロームの高須常務)。

 さすがに利益率の高いビジネスモデルで戦ってきたロームならではの考え方だといえるだろう。ちなみに高須氏は、社内のみんなが合意したら、その開発は止めたほうがいい、とも示唆している。なぜなら、そうした開発は決して儲からないからだ。画期的な製品は常に多くの反対論を巻き起こす。そこを突き抜けてやる開発でなければ、決して世界ステージに飛び出すことはない、ともいっておられる。

 太陽の下ではじける若い女性の肢体も魅力的ではあるが、場末のバーに咲く日陰の花もまた美しい、と筆者は思うことがある。しかしながら、日本勢が諦めることなく追求してきた強誘電体メモリーは、決して日陰の花にはなってほしくはない。必ずや半導体の世界ステージに躍り出る日が来る、と固く信じている。
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