2013年4月25日木曜日

小集団活動の進め方 | 請負の品格

小集団活動の進め方 | 請負の品格:

小集団活動の進め方

 小集団活動は、効率化、品質向上、安全性向上などのために、数人で1つのグループを作り、そのグループ単位で改善活動をしていくことであります。

 小集団活動は、業績改善を目的とする提案の活性化や自己啓発・相互啓発、職場の活性化を狙った活動であり、グループの構成人員は6~7名程度が問題を討議したり、活動するに当たって適当であると言われております。 また、グループのネーミングは、特に決まった方法がありませんが、できるだけ親しみやすい自分たちのグループであるというイメージを持たせた方が効果的であると言われております。

 改善活動は、QCストーリーに準拠してQC手法を活用するのが個人の能力向上にもつながるため推奨する方法となります。 以下に小集団活動の進め方について手順に従って説明します。

1.問題点の発見
  改善を必要とする作業や、生活環境において問題点は無いか、みんなで考える事から小
  集団活動はスタートします。  問題点を出し合った後、その中から重要性と実現性の
  ある項目を選びグループのテーマとするかどうかを検討します。

2.テーマの選定
  できるだけ、具体的な問題を取り上げるようにします。グループ活動の良し悪しは、テ
  ーマの選び方がカギとなりますので慎重に選定する事が重要です。

3.活動計画の作成
  活動を確実に進めるためには、期間に合わせた活動計画を作成することが重要です。  
  これがしっかりしていないと、活動の進め方において狙い通りの効果を上げることがで
  きません。  従って完了までの日程と役割を決め、計画的に活動を進めていきます。

4.現状把握
  改善すべき仕事の内容や業務環境の問題をデータで確かめます。 経験や勘に頼らずに
  事実を見つめるためです。 問題を解決しようとか、目標をやり遂げようといった意欲
  も大事ですが、それだけでは成功しません。  何が問題になっているのかを正しく把
  握するのが現状把握です。

5.原因分析
  しっかりと現状を把握した後、問題となっている事実を明確にし、何が原因となってい
  るのかを解明します。 そして主要な原因をつかむわけです。  表面的な事象を原因
  と決めつけずに、5回の何故等を実施して真の原因を究明します。 

6.目標値の設定
  現状の問題点とその主要な原因をつかむことにより目標設定が可能となります。 どの
  レベル、どの範囲まで改善するのか目標値を決めることが重要です。  目標値は、生産
  性に換算したり、コスト削減といった形だけで無く、色々な方法を考え出す事ができま
  す。  心がけなければならないのは、目標値は一方的に与えられるものでは無く、メン
  バーが自分達で立てたものであるという設定の仕方をする事が重要であります。
  重点的に取り組む事柄や目標値が決まれば、改善のための検討を行います。 メンバー
  で改善案を出し合い、その中から価値ある対策を選び、具体的な方法を考えていきま
  す。
   一つの問題や要因に対する対策は、一つにする必要はありませんが最も効果的なものに
  重点を絞って取り上げる事が重要です。 

7.改善の実施
  対策や改善案を実施するに際しては、メンバー各自がその役割と責任をよく認識し、決
  められた期間の中で充分な成果を上げるように努力しあう事が重要です。

8.改善に関する重要事項
 1) 対策や改善案を実施する過程で、現状がどのように変わりつつあるかを観察する。
 2) 他の部門と関係が生じたり、仕事の進め方を変えなければならない時は、リーダー
   や、メンバーと連絡・調整する。
 3) 当初設定した対策が効果的でない場合には、再検討し直す。
 4)  日々実施状況が分かるように、活動の推移をグラフやフローチャートなどで表すよう
   にする。

9.効果の確認
  効果の確認のポイントを下記に示します。
 1) 改善実施前と実施後の状況を、できるだけ数字やグラフで表すようにする。
 2) 当初狙いとした以外に、別な効果が現れていないか確かめる。
 3) 改善を実施した事で新たな問題を引起こしていないか確認する。
 4) 工夫すればさらに良くなる検討をする。
 5) 目に見えない効果がどのように現れているか確認する。

10.歯止めと標準化
  具体的な対策の実施によって多くの効果が生まれます。 活動終了後、それが維持でき
  るよう標準化したり、重点のチェックを続けるようにするのが歯止めです。

11.まとめと今後の課題
  目標を達成した時や改善活動が終了した時は、活動の進め方・改善した事柄・具体的
  な成果をグループ毎にまとめ責任者に報告することが重要です。  この場合、予め活
  動報告の書式フォームを決めて活動結果が分かりやすく他のグループとの比較が出きる
  ようにすると効果的です。    活動を活発にして永続性のあるものにする為に成果
  を次の活動に結びつけていく工夫が重要となります。

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