2013年4月23日火曜日

(株)イーヤマ | 倒産速報 | 最新記事 | 東京商工リサーチ

(株)イーヤマ | 倒産速報 | 最新記事 | 東京商工リサーチ:

 (株)イーヤマ(長野市北尾張部710−1、設立昭和47年3月、資本金7億1410万円、勝山和郎社長、従業員100名)は、11月7日東京地裁に民事再生手続開始を申し立て保全命令を受けた。債権者説明会を11月9日午後2時より「サンパール荒川」(東京都荒川区荒川)で開催予定。申立代理人は藤原総一郎弁護士ほか7名(東京都千代田区丸の内1−6−5、電話03−5223−7729)。負債は約178億7800万円(平成17年9月末現在)。

 イーヤマは昭和47年3月に(株)エポック産業として新潟県新井市で設立されたが、経営不振から、昭和55年6月カラーテレビのOEM製造を手掛けていた飯山電機(株)(飯山市)の傘下に入った。その後、エポック産業は社名を(株)アイデック上越に変更、平成9年(株)イーヤマに変更、平成13年4月(株)イーヤマが飯山電機(株)を吸収する形で合併した。
 同社はCRTモニターの分野で評価が高く着実に市場を拡大、平成1年以降は海外に販売子会社を設けて主に欧州での販売を積極的に展開、「iiyama」ブランドとして知名度も浸透、ピーク時の平成13年3月期には年商614億1600円をあげていた。
 しかし、平成13年頃からパソコン用モニターが、CRTモニター(ブラウン管)からLCDモニター(液晶)へ急速に転換が進み、韓国や台湾のメーカーとの価格競争が激化。さらに、国内外のパソコン需要一巡などの影響で業績は悪化の一途を辿っていた。
 このため、平成15年2月「iiyama」ブランドに加え、新たに「e−yama」ブランドを設けて競争力の強化や収益確保に努めるとともに、組織再編、グループ各社の在庫管理などリストラに取り組んできた。だが、16年3月期が年商170億2800万円に減少、49億4000万円もの多額の赤字を計上したのに続き、17年3月期は年商119億5300万円とさらに減少、12億6600万円の連続赤字となり、自主再建を断念、民事再生による再建を選択した。
 なお、今後について会社側は「M&Aの専業会社である(株)レコフを通じて、複数の有力候補者の中からスポンサーの選定作業を進めており、現在、(株)MCJ(東京都千代田区、東証マザーズ上場、パソコンの製造販売)との間で、スポンサーとしての支援条件など具体的な協議に入っている」としている。


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